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アマ8冠の中垣龍汰朗 大橋ジムからプロデビューへ「2年で世界王者に」

[ 2020年2月19日 17:19 ]

大橋ジムからプロデビューすることを発表した中垣龍汰朗(中央)。左は松本好二トレーナー、右は大橋秀行会長
Photo By スポニチ

 ボクシングでアマチュア8冠の実績を持つ中垣龍汰朗(20)が19日、横浜市内で記者会見し、大橋ジムからプロ転向することを発表した。会見に同席した大橋秀行会長(54)は3月11日にプロテストを受験し、5月28日にプロデビューする予定とした。

 中垣は宮崎・日章学園高時代にライトフライ級、フライ級で国際大会3冠を含む8冠を達成したサウスポー。東京五輪出場を目指して東農大に進学したが、ブロック予選で敗退し、もう一つの夢であるプロ転向を決意し、大学を中退した。大橋ジムには在学中に出稽古に来たことがあり、元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真とスパーリングの経験もあるそうで、「井上尚弥さんや拓真さんをはじめ強い先輩が多いので、そういう人たちの練習を身近で見て肌で感じることが自分の成長につながると思った」と説明した。

 プロではスーパーフライ級を主戦場とする予定。中垣は「今の実力では無理なのは分かっているけど、本気で2年で世界王者になりたいと思っている。それを実現できるだけの練習をしていきたい」と決意を語った。

 ◆中垣 龍汰朗(なかがき・りゅうたろう)1999年(平11)9月25日生まれの20歳。福岡県小郡市出身。3歳から空手を始め、小4でボクシングに転向。日章学園中学・高校を経て東農大に進学。家族は両親と姉、弟。身長1メートル69の左ボクサー。

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2020年2月19日のニュース