×

拳四朗、来年海外進出の可能性 五輪で国内会場確保困難 尚弥と同じ米興行参戦も

[ 2019年12月22日 05:30 ]

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・寺地拳四朗 《12回戦》 同級12位ランディ・ペタルコリン ( 2019年12月23日    横浜アリーナ )

意気込みを語る寺地拳四朗(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 7度目の防衛戦に臨むWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗が来年、海外進出する可能性が出てきた。父の寺地永会長によると、来夏は東京五輪の影響で国内の会場確保が難しく、中国や米西海岸の興行へ参戦する案が浮上。米トップランク社と契約を結んだWBA&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)と同じ米国での興行への参戦も考えられるという。

 海外も含め年3試合ペースなら来年末に10度目の防衛戦、21年には元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高が持つ13連続防衛の日本記録に並ぶ。今回は、あえて減量開始を遅らせ、リミットの体重まで700~800グラムという拳四朗は、「一戦一戦勝っていけば、自然と13回は超えられると思う」と記録更新に意欲をのぞかせた。

 ▼ペタルコリン 拳四朗は大変強く、スタイリッシュなボクサー。パンチを当てるのは難しいだろうが、策はある。試合後半に倒したい。

続きを表示

2019年12月22日のニュース