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村田諒太 計量一発パス バトラーと21秒にらみ合いも気負いなく自然体

[ 2019年12月22日 14:39 ]

<トリプル世界戦>計量をパスした村田(左)とバトラー(右)。中央はトップランク社のボブ・アラムCEO(撮影・島崎忠彦)
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 ボクシングのトリプル世界戦(23日、横浜アリーナ)の前日計量が22日、都内のホテルで行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチは王者・村田諒太(33=帝拳)はリミット(72・5キロ)を200グラム下回る72・3キロ、挑戦者で同級8位のスティーブン・バトラー(24=カナダ)はリミットの72・5キロで、ともに1回目でクリアした。

 7月に返り咲いた王座の初防衛戦だが、村田に気負いはない。計量後にはバトラーと約21秒間、にらみ合ったが、「あまり何も感じなかった。やってやろうという感じでもなく、別にただあの場を過ごしただけ」。昨年10月に王座陥落し、7月のブラントとの再戦は挑戦者として臨んだ。今回は再びベルトを守る立場になったが、「いちいち意識はしない」と自然体を貫いた。

 スティーブン・バトラーはKO率80%を誇り、村田への挑戦決定前にはWBO同級1位にランキングされていた強敵。8日に来日後、公開練習以外は練習場所を明かさず、極秘で調整を続けていた。リミットで計量をパスした挑戦者は「体調はいい。明日が楽しみだ。良いショーを見せるので楽しみにしていてください」と王座奪取に自信を示した。。

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