岩佐亮佑 暫定王座決定戦へ渡米「期待してて」王座返り咲きに意欲

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12月7日に米ニューヨークでIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨む元王者・岩佐亮佑(29=セレス)が1日、渡米前の成田空港で取材に応じ、王座返り咲きに意欲を示した。
「僕に関わってくれた人たちのためにも米国という大舞台でタイトルを取り返してくるつもり。応援してほしいし、期待しててもらいたいですね」
昨年8月にTJ・ドヘニー(アイルランド)に敗れたが、2月の指名挑戦者決定戦での勝利を経て今回の暫定王座決定戦のチャンスをつかんだ。舞台は夢のニューヨーク。以前から海外で活躍することを目標にしてきた岩佐にとっては、その第1歩であり、ラストチャンスでもある。
岩佐は「巡り合わせ、運もあったと思う。愚直にコツコツやってきたことが実になったと感じている。ボクシングの“ボ”の字から教えてくれたのがセレスジム。その教えが世界に通用することを後輩に伝えたい。それは言葉じゃなくリングの上で結果で証明することだと思っている」と意気込みを語った。
対戦相手のマーロン・タパレス(27=フィリピン)は35戦33勝(16KO)2敗のサウスポー。やるべきことはやった自負はある。岩佐は「スパーリングでも手応えはすごく良かった。減量も残り2.5キロ~3キロぐらい。向こうではミットとマス(ボクシング)がメイン。感覚の調整だけで大丈夫」と自信を示した。
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