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清水聡 前日計量一発パス「大阪だから」親指を立て「チッチキチー」

[ 2019年7月11日 14:36 ]

前日計量をパスし、ポーズを決める清水(撮影・北條 貴史)
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 ボクシングのWBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦(12日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が11日、大阪市内のホテルで行われ、挑戦者で東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(33=大橋)はリミットより100グラム軽い58・8キロで一発パスした。王者のジョー・ノイナイ(23=フィリピン)も58・8キロだった。

 計量を終えた清水は親指を立てる「チッチキチー」のポーズ。「大阪だからやりました」と話して報道陣を笑わせた。普段はフェザー級まで8~9キロの減量を強いられるが、今回は1階級上のスーパーフェザー級での試合のため6~7キロで済み、「楽でした」という。2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストとはいえ、清水はプロでは8戦(全勝8KO)だけに「相手の方がプロでは先輩(20戦17勝6KO2敗1分け)なので、チャレンジャーですし、いつもどおり挑戦者のつもりでいきたい」と謙虚にコメント。身長は現在1メートル80で「ここ2、3年で1、2センチ伸びている。大きくなったね、と言われます(笑い)。よく練習してるので成長ホルモンが出るのかも」と話した。

 同じ興行ではロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(33=帝拳)がWBA世界ミドル級のベルト奪回に挑む。プロで村田との“競演”は16年12月以来2年7カ月ぶり。村田とはLINEで「ホテルどこなの?」と連絡を取ったほか、計量会場でも顔を合わせた。「先に勝ってプレッシャーをかけたい。五輪がそうだったんで。2人とも勝って一緒にメシ行きたいですね」とエールを送った。

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