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尾川堅一 7月に指名挑戦者決定戦「勝って恩返しを」

[ 2019年5月30日 17:59 ]

IBFスーパーフェザー級挑戦者決定戦出場が決まった尾川堅一(撮影・中出健太郎)
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 ボクシングの帝拳ジムは30日にホームページで、IBF世界スーパーフェザー級4位の尾川堅一(31=帝拳)が、同級5位アジンガ・フジレ(22=南アフリカ)との指名挑戦者決定戦に出場すると発表した。中国マカオで開催中のIBF総会で挑戦者決定戦興行の入札が行われ、帝拳プロモーションは12万2000ドル(約1337万円)を提示。フジレ側は10万2000ドル(約1117万円)だったため、帝拳が興行権を獲得した。日時は未定だが、7月6日、東京・後楽園ホールでの開催が予定されている。

 日本拳法出身で元日本スーパーフェザー級王者の尾川は23勝(17KO)1敗1無効試合。17年12月に米ラスベガスでテビン・ファーマー(米国)とIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い、2―1で判定勝ちしたが、試合4日前のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したことが判明。無効試合の裁定で世界王座獲得も無効となり、日本ボクシングコミッション(JBC)から1年間のライセンス停止処分を受けた。処分が解除された今年2月、再起戦に判定勝ちしている。一方、フジレは14戦全勝(8KO)のサウスポー。これまでに南アフリカ・フェザー級王座、WBCユース・フェザー級暫定王座、IBFアフリカ大陸スーパーフェザー級王座、IBFインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座などを獲得している。

 尾川はこの日の練習前にジムで取材に応じ、「チャンスをもらって(本田明彦)会長に感謝している。勝って恩返ししないといけない。しっかり準備して臨みたい」と表情を引き締めた。相手はサウスポーという以外情報がなく、研究と対策はこれからとなるが、尾川はプロキャリアの3分の1はサウスポーと対戦してきたと明かし、「練習も通じて左は苦ではなくなった」と話した。現在のIBF王者はファーマーで、指名挑戦者になれば“再戦”の可能性もあるが、「それよりも世界チャンピオンになりたい気持ちが強い。その相手がファーマーだったらやってやる、ぐらい。前回が前回なので」と闘志を燃やした。

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