×

黒田 平常心で世界再挑戦「いい意味で人ごと 第三者的な視点で」

[ 2019年5月7日 05:30 ]

IBF世界フライ級タイトルマッチ   モルティ・ムザラネ―黒田雅之 ( 2019年5月13日    後楽園ホール )

サンドバッグ打ちを行う黒田(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 6年ぶりに世界再挑戦する黒田が川崎市のジムで公開練習を行った。大学生を相手に軽めのスパーリングを3ラウンド。減量中ながら軽快な動きで好調をアピールした。

 大一番まで残り1週間。黒田は「いい意味で人ごと。第三者的な視点で見ることができている」と心境を語り、何もかもが初めてだった前回との違いを強調した。

 黒田をたくましくしたのは新田会長の小さな意地悪だ。日頃から時間の突然の変更や夜中の呼び出しなどを繰り返した。また、昨夏にはハプニング連続のタイ合宿も経験。普段はルーティンを大切にする黒田だが、今では“想定外”を受け入れる柔軟性を身につけ、試合での対応力も高まった。「世界戦は大きな節目だけど、一戦一戦同じ気持ち」と平常心で王座獲得を狙う。

 王者ムザラネはこの日夜に来日し、9日に公開練習を行う予定だ。

続きを表示

2019年5月7日のニュース