斉藤裕太 難病克服、5回TKO勝ちで王座統一&初防衛に成功

[ 2019年4月18日 21:35 ]

<日本バンタム級王座統一戦>5回TKO勝ちで初防衛に成功した正規王者・斉藤裕太(右)
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 ボクシングの日本バンタム級王座統一戦10回戦は18日、東京・後楽園ホールで行われ、正規王者・斉藤裕太(31=花形)が暫定王者・木村隼人(29=ワタナベ)に5回TKO勝ちし、王座統一とともに初防衛に成功した。

 序盤から木村が仕掛け、ラウンドを重ねるごとに激しい打ち合いに。手数の多さでは木村が上回っていたが、斉藤は得意の左右のアッパーやボディーなど一発の強さで対抗。5回、アッパーからのボディー連打で木村の動きが止まり、相手陣営からのタオル投入で打撃戦に終止符が打たれた。

 「最近の木村さんのスタイルから前に出てくるのは予想していたし、出てきたら打ち合うしかないと思っていた。思った以上にアッパーが当たり、うまく打ち合えて良かった。プレッシャーはあったので、勝ててホッとしてます」

 昨年9月に王座を獲得も直後に難病の潰瘍性大腸炎を発症。一時は引退も覚悟したが、投薬治療と食生活の改善で何とかリングに立てるまで回復した。「簡単にベルトを手放したくなかった。花形会長からも“気持ちでいける、何とかなる”と言われたので、そこは気持ちで…これからも(ボクシングを)続けます」と宣言した。来月には第4子が誕生予定。リングシューズには家族の名前を刺繍しており、次戦には新たな子どもの名前を加える。

 次戦は同級1位の鈴木悠介(三迫)との指名試合となるが、「山中慎介バンタム級トーナメント(仮)」出場を希望する斉藤は「鈴木君が出るならベルトを掛けてやってもいい」と、あらためて参戦を表明した。

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