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石井渡士也 プロデビュー戦白星で飾る「気持ち良かったです」

[ 2019年4月18日 21:00 ]

<バンタム級6回戦>2回TKO勝利でプロデビューを飾った石井渡士也
Photo By スポニチ

 プロボクシングの「Dangan222」は18日、東京・後楽園ホールで行われ、昨年の高校総体ライト級準優勝の石井渡士也(18=REBOOT)がバンタム級6回戦でアダム・ウィジャヤ(27=インドネシア)に2回47秒TKO勝ちし、プロデビュー戦を白星で飾った。

 立ち上がりから得意の左ジャブを上下に打ち分け、相手のガードが固いとみるや左右のアッパーで崩すなど冷静に試合を運んだが、「自分の方が強いのが分かった」という2回、一気にアクセルを全開にした。ボディーの連打で最初のダウンを奪うと、カウント9で立ち上がったウィジャヤを容赦なく攻め、強烈な左ボディーで2度目のダウンを奪う。レフェリーはカウントすることなく試合を止めた。

 「緊張はあったけど、落ち着いてできました。倒しに行って倒せたので自分的にも納得している。気持ち良かったです」

 花咲徳栄高時代は同じ階級に強いチームメートがいたため、一つ上のライト級で戦ったが、バンタム級が適正階級。将来的には世界王者を夢見る。「まずは日本ユースタイトルを狙いたい。そこからランカー、東洋太平洋、そして世界に行けたら」と語った。

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2019年4月18日のニュース