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エロール・スペンス、マイキー・ガルシアに判定で圧勝 3度目の防衛「最高の気分」

[ 2019年3月17日 14:06 ]

 ボクシングのIBF世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦は16日(日本時間17日)、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで行われ、王者エロール・スペンス(29=米国)が挑戦者でWBC世界ライト級王者のマイキー・ガルシア(31=米国)を3―0の判定で下し、3度目の防衛に成功した。スペンスは戦績を25戦25勝21KOとした。

 世界が注目した注目の無敗対決は序盤こそ互角の戦いだったが、王者スペンスが長いリーチを生かした右ジャブで次第にペースをつかみ、中盤以降は手数でも圧倒。決定打こそなかったが、ディフェンス力の高いガルシアにダメージを与え続けて、120―107が1人、120―108が2人と大差をつけて圧勝した。

 スペンスは「最高の気分。頭を使って賢くやろうと思っていた。力を発揮できた」と胸を張り、最後まで倒れなかったガルシアを「よくやったと思う。最後まで持ちこたえたんだから。素晴らしい試合ができて彼には感謝している」と称えた。

 5階級制覇を目指したガルシアだったが、階級の厚い壁に阻まれてプロ40戦目で初黒星。戦績は39勝30KO1敗となった。

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2019年3月17日のニュース