田中恒成 激闘から1夜 4階級制覇挑戦に含み “ありがとう”と倒れ込んだライバル「印象的だった」

[ 2019年3月17日 13:18 ]

勝利を祝って届けられた特製の清酒を手に笑顔を見せる田中恒成
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 WBO世界フライ級王座の初防衛戦(16日、岐阜メモリアルセンター)で田口良一(32=ワタナベ)に快勝した田中恒成(23=畑中)が、激闘から1夜明けた17日、名古屋市内で会見した。

 会見に合わせて、後援者が営む酒蔵から、恒成の写真ラベルが付いた4・5リットリ瓶(びん)入り特製清酒も届いた。王者も関係者らと乾杯し、勝利を祝った。

 目元が腫れた顔が、2年近く対戦を熱望していた田口良一との激闘を物語る。「いい試合ができたことに変わりはない。(田口選手が)終わってすぐ“ありがとう”と言った後、倒れ込んだことが印象的だった」と振り返った。

 一方で、試合内容には、反省点がばかりが口をついた。

 「ほぼ納得いっていないです。もらいすぎた。頭にもだいぶ当たった。防御に関してはバツ(×)寄りの三角(△)」

 試合に向けて取り組んできた、パンチの出所を見て予測するディフェンスについては「離れたとは出所が見えた」と一定の収穫もあった。しかし、「接近戦では違う防御になる」と、近い距離で打ち合ったときのディフェンスを課題に挙げた。

 畑中会長も「10回くらいで倒していれば、スーパースターへのスタートになった」と厳しく採点した。

 今後の試合スケジュールについても同会長が言及。「まだ((予定は)何もない」と前置きした上で、「今年は防衛。(1階級上の)スーパーフライ級にいくチャンスがあれば、可能性がないわけではない。情報を見ながら、ちょっと考えます」と、現タイトル防衛を軸にしながらも、4階級制覇に含みを持たせた。スーパーフライ級では井岡一翔が4階級制覇を目指しており、恒成との対戦が実現すればビッグマッチとなる。

 王者自身は「(対戦相手の)人に関しては、現状ではパッと出てこない。興味があるとすれば、統一戦ということになる」と、他団体とのフライ級王座統一戦を優先順位の上位に掲げた。

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