那須川天心 3回KO勝ちで準決勝進出 最後は豪快ハイキック

[ 2019年3月10日 20:47 ]

<RISE 那須川天心VSフェデリコ・ローマ>3R フェデリコ・ローマ(右)をハイキックで、KOする那須川天心(撮影・久冨木 修) 
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 キックボクシングの「RISE WORLD SERIES 2019 1st Round」は10日、東京・大田区総合体育館で行われ、“神童”那須川天心(20==TARGET/Cygames)は58キロ級トーナメント1回戦でWKN世界ムエタイ王者フェデリコ・ローマ(33=アルゼンチン)に3回1分35秒KO勝ちし、7月に大阪で行われる準決勝に進出した。

 昨年大みそかにボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(42=米国)とエキシビションマッチを行い、1回TKO負け。直後に悔し涙を流した那須川だが、「自分以外には誰にもできない挑戦」と前向きにとらえた。ボクシングに特化した練習、かつてない注目度、そして敗戦…その経験から大きく成長。69日ぶりのリングで見事にそれを証明してみせた。

 「メイウェザー戦のこともあって慎重になりすぎたところもあったけど、冷静に攻めることができ、最後の最後に倒すことができてよかった」

 序盤からスピードとテクニックで圧倒。鋭い右ジャブでけん制しながら強烈な左ボディー、左ストレート、膝蹴りを打ち込んだ。3回30秒過ぎに最初のダウンを奪うと、最後は豪快なハイキックで仕留めた。

 勝利が決まると、リングポストに上がって雄叫び。観戦に訪れた“キング・カズ”こと横浜FCの三浦知良(52)から花束を贈られた。

 世界トップレベルの選手が一堂に会してのトーナメント戦は那須川自身が熱望していたもの。「優勝するからこそ意味があり、価値がある」。K―1の武尊(27)との対戦を待望する声もあるが、まずはトーナメント制覇に全力を尽くす。

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