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“人命救助ファイター”小宮山工介 1年ぶり復帰戦で判定勝ち 現役続行を表明

[ 2019年3月10日 19:07 ]

K―1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~   スーパーファイト・スーパーフェザー級=3分3R・延長1R ( 2019年3月10日    さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ )

 “人命救助ファイター”小宮山工介(32=K―1GYM北斗会館)が現役続行を表明した。1年ぶりのリング復帰となった郷州征宜(32=K―1ジム総本部チームペガサス)戦は3―0で判定勝ち。5年ぶりの対戦で返り討ちにし、「久々にリングの空気を吸って刺激になる。現役続行したい気持ちになった」と話した。

 昨年3月の「K’FESTA.1」でスーパーフェザー級王座決定トーナメントに出場。2勝して決勝へ進出したものの、武尊にKO負けして準優勝に終わった。「武士は死に場所を求めて生きるといわれるが、自分も空手家で格闘家。最高のリングで3試合やれて一区切りついた」と考えたという。だが、郷州から対戦オファーを受け、「格闘の神様に手を差し伸べてもらった気持ちになった」とリング復帰の決断を明かした。

 小宮山は17年7月、徳島県内で乗用車とトラックが衝突事故を起こした現場を通りかかり、トラックの窓ガラスをひじで割るなどして運転手らを救助していた。

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2019年3月10日のニュース