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“Fカッププロボクサー”郷司利也子 4年半ぶりコスプレ解禁、進退のかかる13日の試合に意欲

[ 2019年3月5日 20:58 ]

セーラームーンのコスプレで意気込む郷司利也子。13日にミニマム級4回戦に臨む
Photo By スポニチ

 タレントとしても活動する“Fカッププロボクサー”の郷司利也子(36=川崎新田)が5日、都内で囲み会見を行い、13日に東京・後楽園ホールで細田めぐみ(36=SRS)とミニマム級4回戦に臨むことを報告した。

 郷司は11日が37歳の誕生日。日本ボクシングコミッション(JBC)の規定ではボクサーの“定年”となる年齢だが、日本ランカーの除外特例で現役を続行。ただ、試合内容次第では引退勧告が出される可能性もある重要な一戦となる。2014年9月の試合を最後にコスプレを封印していたが、この日は「セーラームーン」のセーラージュピターの衣装で登場。4年半ぶりにコスプレを解禁し、進退のかかる細田戦への決意を語った。

 「今回は下手な試合はできない。自分の実力を全部出し切りたい。今までで一番、意気込みは強いです」

 2008年にプロデビューも10年に右肩を脱臼し、長期休養。再起後も腰を痛めるなど故障に泣かされ、11年で9戦しかできず、戦績も3勝6敗と不本意で「何度かやめようと思った」ものの、ここまで続けてきた。

 「やっぱり好きなんですよね。休んでいると、うずいちゃうんです。それがボクシングの魅力なのかな」

 郷司にとって初めてのスポーツがボクシング。体力がない状態でスタートしたため、「年齢による衰えを感じる以上に体力がついていることを実感している」という。

 この日、セーラージュピターの衣装を選んだ理由を「セーラー戦士のように格好良くなりたいと思ったのが格闘技を始めた原点なので身が引き締まる」と説明。対戦相手の細田について「強いと思う。私の苦手なタイプ」と分析しつつ、「相手が強くても自分のやることをやるだけ」と静かに闘志を燃やしていた。

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2019年3月5日のニュース