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バンタム級王座復帰狙うネリ 王座統一戦の勝者と対戦視野 暫定王者に井上拓真

[ 2019年1月31日 19:16 ]

ルイス・ネリ
Photo By スポニチ

 計量失格により、WBC世界バンタム級王座を剥奪されたルイス・ネリ(24=メキシコ)が、米国で展開されているボクシング興行「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」と契約を交わした。30日に米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」が伝えた。

 ネリは2017年8月、山中慎介を4回TKOで下し、WBC世界バンタム級王座を獲得。昨年3月に山中との再戦がセットされたが、計量で体重超過を犯し、試合には勝利したものの、王座は剥奪された。その後、大幅な体重超過を重く見たWBCから6カ月間の資格停止処分を言い渡され、昨年10月の復帰戦からは2連勝としている。

 剥奪されたWBC世界バンタム級王座は、ノルディン・ウーバーリ(32=フランス)とラウシー・ウォーレン(31=米国)との間で21日に決定戦が行われ、判定勝利したウーバーリが新王者。暫定王者には井上拓真(23=大橋)がおり、ウーバーリと井上との間で王座統一戦が行われる流れとなる。

 PBCの舞台でこの王座統一戦の勝者と対戦。これがネリ陣営の考えで、ネリの所属するザンファー・プロモーションズのフェルナンド・ベルトラン氏は、ESPNのスペイン語サイト「ESPNデポルテ」の取材に対し、次のように話している。「(資格停止明けの2連勝で)ネリはバンタム級の体重まで落とせることを証明した。3月に予定している試合もバンタム級で戦うので、ウーバーリと井上との間で行われる統一戦の勝者とも戦える」。

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2019年1月31日のニュース