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伊藤、初防衛で“動物愛護の輪”広げる 自宅に猫とブタ

[ 2018年12月29日 05:30 ]

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者・伊藤雅雪《12回戦》同級1位エフゲニー・チュプラコフ(ロシア) ( 2018年12月30日    大田区総合体育館 )

試合当日チャリティーのため販売されるシリコーンバンドを着用し、会見する伊藤雅雪(撮影・吉田 剛)
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 WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤は試合当日にチャリティーを行うことを明かした。「世界王者になったらやりたいと思っていた」と言い、会場でTシャツ(3000円)を80枚、シリコーンバンド(500円)250個を販売し、その売り上げ全額に自身のファイトマネーの一部を加えて寄付する予定。寄付先は未定だが「恵まれない子供たちや動物たちのためになれば」と話した。

 2児の父であり、自宅で猫2匹とマイクロブタ1匹を飼う大の動物好き。猫2匹は里親制度で引き取ったそうで、動物愛護に関心を持っていた。「いい舞台が用意され、周囲にも賛同してもらった。できることから少しずつ」。活動を広げるためにも初防衛戦で負けるわけにはいかない。「しっかり“挑戦者の気持ち”をつくってきた。攻め続けたい」。心優しい王者はリングでは“野獣”になる。

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