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トリプル世界戦予備検診でまさかの数値連発…井岡“激やせ”も「気にしない」

[ 2018年12月29日 19:58 ]

トリプル世界戦 ( 2018年12月31日    中国・マカオ )

後ろに立つニエテスの前で予備検診を受ける井岡(右)
Photo By スポニチ

 トリプル世界戦の予備検診が29日に中国・マカオで行われ、出場6選手とも異常なしと診断された。

 各項目とも、計測方法の違いからか、日本での過去の検診結果の数値とは隔たりが目立った。

 WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で4階級制覇に挑む井岡一翔(30=日本)は胸囲が83センチと発表された。直近の世界戦、2017年4月のノクノイ・シットプラサート(タイ)とのWBA世界フライ級王座防衛戦のときは88・4センチ。額面通りに受け取れば、5センチ以上スリムになったことになる。しかし、階級を一つ上げたスーパーフライ級で、ここまでの激やせは考えにくい。

 井岡自身も「そういうのは気にしない。自分の体が大きくなっているのは分かる」と問題にしなかった。

 過程に関しては問題ない。1年5カ月ぶりの復帰戦だった9月のマクウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)との試合でスーパーフライ級を肌で実感。この世界戦が同級2戦目。その経験が大きい。「体も気持ちもしっかり作れている。あとは試合で出すのが実力」と自信を見せた。

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2018年12月29日のニュース