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スティーブンソン KO敗戦後に緊急搬送 容態は安定も予断を許さず

[ 2018年12月6日 18:12 ]

アドニス・スティーブンソン (AP)
Photo By AP

 KO敗戦後に病院へ緊急搬送されたプロボクシングの前WBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(41=カナダ)の容態について、5日に担当医が安定しているものの予断を許さない状態であることを明かした。

 スティーブンソンは2日にカナダのケベック州で行われたオレクサンデル・グボジアク(31=ウクライナ)との防衛戦に11回KO負け。試合後は自力でリングを後にしたが、控え室で容態が急変し、近くの病院に緊急搬送された。

 担当医によると、スティーブンソンは深刻な外傷性脳損傷に見舞われ、外科的手術が施されたとのこと。現在は安定しているものの、集中治療室で容態を見守る必要があるという。また、スティーブンソンのプロモーターも「人工呼吸器が必要で、深い鎮静状態にある」とコメント。「予後について語るのは時期尚早」と続けた。

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2018年12月6日のニュース