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王者・村田諒太「絶対に倒す」フェースオフで挑戦者・ブラントと火花

[ 2018年10月20日 08:54 ]

ボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦   王者・村田諒太(32=帝拳)―同級1位ロブ・ブラント(28=米国) ( 米ネバダ州ラスベガス パークシタター )

計量後のフェースオフでにらみ合う村田(左)とブラント(撮影・中出 健太郎)
Photo By スポニチ

 20日(日本時間21日)に行われるボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦の公式計量が19日(同20日)、試合会場の米ネバダ州ラスベガスのパークシアターで行われ、2度目の防衛を目指す王者・村田諒太(32=帝拳)はミドル級のリミット(72・5キロ)より300グラム軽い72・2キロで、同級1位の指名挑戦者の同級1位ロブ・ブラント(28=米国)は700グラムアンダーの71・8キロで、それぞれ一発パスした。

 一般公開された計量には観客や関係者合わせて約120人が集結。ブラントの計量時はサポーターから大歓声が上がったが、村田が登場するとラスベガスへ駆けつけた日本のファンからも声援が飛んだ。村田は「多くの方に来ていただき、感謝しています。絶対に倒すので、楽しみにしていてください」と力強くあいさつ。「保証すると言われたら難しいですけど、狙います」と照れながら答えた。

 前日までの公式行事とは違い、笑顔が絶えなかったが「計量が終わったので。(ボクサーの)仕事の半分はそこ、あるじゃないですか。それを無事に終えられたこと、無事に体重をつくれているということが笑顔の要因じゃないですか」と自己分析。KO宣言については「やっぱり(相手を)目の前にすると、倒したいな、という気持ちが正直強くなる」とコメントし、具体的なKOの内容について問われると「前半はないと思います。前半はしっかり相手のパンチを見切ることが大事なので。中盤以降しっかりプレッシャーをかけて、強いパンチを打ち込んで、ぶん殴ってやりたいなと思いますね。倒すパンチ?僕は右ストレートと左ボディーでしか倒せないですから」と笑った。リカバリーで何を食べるかについては「白米があればそれで大丈夫。白米と何かを適当に、気の向くままに食べます」と話した。

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2018年10月20日のニュース