×

村田諒太 新生・日本連盟に選手ファーストを期待 山根氏に「お世話になったのは事実」

[ 2018年8月24日 10:31 ]

日本マクドナルド「金の月見バーガー」お披露目会にチャンピオンベルトを持って登壇した村田諒太
Photo By スポニチ

 ボクシングの12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA世界同級王者の村田諒太(32=帝拳)が24日、都内で行われた日本マクドナルド「金の月見バーガー」お披露目会にゲストとして出席。日本ボクシング連盟を取り巻く動きについて言及した。

 一連の騒動について「(同連盟の)政治的な動きは我々元アマチュアボクサーは気にすることじゃない」としたうえで「現役のボクサーたちがどれだけいい環境でボクシングができるか。新しい体制になるならなるで、選手のためになるような体制づくりをしてくれたらいい」と選手ファーストを訴えた。

 同連盟は22日、理事が総辞職することを公表した。今後、新体制でスタートするとみられるが、村田は「その決断については、コメントするところではない」としつつ、「選手のためになるイコール、ボクシング界、スポーツ界に貢献できるようなものが必要。それが社会貢献になる。そういう形の組織になっていってほしい」とコメント。連盟が今後変わっていけると思うか?との質問には「それは僕の問題じゃない。僕はあくまで第三者として、いろいろなものを期待しているというだけ」とした。

 騒動中、山根明元会長(78)から批判的なコメントも受けたが、村田は「山根元会長にアマチュアボクサー時代にお世話になったのは事実ですから。合宿などでナショナルトレーニングセンターで練習したいと言ったら、用意して下さいました。どう言われようと、何を言われようと、お世話になった事実は変わらない。それだけでいい」と話した。

続きを表示

2018年8月24日のニュース