×

ロドリゲス 大差の判定勝ちで新王者 プロデビューから18連勝

[ 2018年5月6日 08:14 ]

 ボクシングのIBF世界バンタム級王座決定戦は5日(日本時間6日)、英ロンドンで行われ、同級3位のエマヌエル・ロドリゲス(25=プエルトリコ)が同級4位のポール・バトラー(29=英国)に3―0で判定勝ちし、新王者となった。

 バトラーが前日計量でバンタム級のリミット53・5キロを1・58キロオーバーし、試合はロドリゲスが勝った場合のみ王者となる変則タイトル戦として実施された。ロドリゲスは1回、左フックでいきなりバトラーを倒すと、さらに連打で2度目のダウン。ラウンド終了のゴングでKOを逃したものの、その後も鋭いジャブとワンツーを主体に試合を支配し、ジャッジ3人のうち2人がフルマーク(120―106×2、118―108)の大差で圧勝した。WBA世界バンタム級スーパー王者ライアン・バーネット(25=英国)が返上した王座を獲得したロドリゲスはプロデビューから18連勝(12KO)、元IBF同級王者のバトラーは26勝(14KO)2敗。

 なお、興行のメーンで行われたヘビー級12回戦ではWBC同級7位のトニー・ベリュー(35=英国)が元2階級制覇王者デビッド・ヘイ(37=同)に5回2分14秒TKO勝ちした。約1年2カ月ぶりの再戦で返り討ちにしたベリューは30勝(20KO)2敗1分け、ヘイは28勝(26KO)4敗。

続きを表示

2018年5月6日のニュース