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興毅、因縁相手に涙の雪辱…引退撤回!次の野望はロマゴン戦!?

[ 2018年5月6日 05:30 ]

1R、ポンサクレック(左)に右ボディーを見舞う亀田興毅
Photo By スポニチ

 ボクシングの元3階級制覇王者・亀田興毅(31=協栄)が5日、引退を撤回し、元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア、帝拳)との対戦を目指すことを表明した。

 一日限定の“現役復帰戦”として、後楽園ホールで元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム氏(40=タイ)と公開スパーリングを実施。ワンツーでダウンさせて2回12秒“TKO勝ち”し、10年にプロ初黒星を喫した相手に雪辱した。涙を流し「決着をつけられたのはうれしい」と語ったが、引退式のテンカウントゴングが5つ鳴ると自らストップ。「あと一人、戦いたい選手がいる。最後にどうしてもこの選手と拳を交えたい」と“ロマゴン”の名を挙げた。

 「リングに上がってみないと分からなかった」と、現役続行は誰にも相談しなかったという。ロマゴンが現在戦うスーパーフライ級に体重を落とす覚悟も口にし、「ロマゴン以外の試合はない。実現できなければ静かに引退していきたい」と話した。

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