長谷川父ヒヤヒヤ、白星も「やめて早く安定した生活して」
フェザー級ノンタイトル10回戦 ○元世界2階級王者・長谷川穂積 判定 ●WBCスーパーバンタム級9位・オラシオ・ガルシア
(5月9日 神戸市立中央体育館)
家族も1年ぶりの再起戦を見守った。父・大二郎さんは「最後は足を使って逃げろと思ったけど打ちにいって…。心臓が止まりそうだった」と息をついた。4月30日に帰省した長谷川が長い間、10年に亡くなった母・裕美子さんの仏壇に手を合わせていたそうで「頼る物が欲しかったんだと思う。やめて一日も早く安定した生活をしてほしい」と親心をのぞかせた。
妻・泰子さんは2人の子供とリングサイドから観戦。「きょうは凄く格好良かった。こんな姿を見られるとは思わなかった」と勝利を喜んだ。
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