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調印式で内藤「いい試合で勝つ」

[ 2009年5月25日 18:20 ]

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(26日・ディファ有明)の調印式と記者会見が25日、東京都内で行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)は「万全の状態でリングに上がり、いい試合で勝つ。それが迷惑をかけた人への償いになる」と試合3日前に開催地が上海から東京に変更された騒動を神妙に受け止めつつ、5度目の防衛に意欲を示した。

 急きょ敵地での戦いになった同級10位の挑戦者、熊朝忠(中国)は「(開催地変更の)影響はない。場所を問わず、全力を尽くして勝ちたい」と王座奪取を期した。

 計量では内藤、熊ともリミットの50・8キロで1回でパスした。挑戦者の身長は当初の情報より4・5センチ低い150・5センチ。上半身が発達した挑戦者の体を直接見た内藤は「いい体だね。思ったより身長が低くてやりにくそう。がむしゃらに全力を尽くして戦いたい」とプロ40戦目に向けて気合を入れた。

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2009年5月25日のニュース