阪神・岩崎優が再出発の誓い「起こったことは全部プラスに」 4月25日セーブ失敗→登板減の苦境も糧に

[ 2026年5月15日 05:15 ]

甲子園で走り込む岩崎(撮影・北條 貴史)
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 阪神・岩崎が“再出発”の誓いを立てた。東京から帰阪した14日は、15日からの広島戦に備えた甲子園の全体練習に参加。「起こったことは全部プラスに捉えて、次につなげていかないと全部ムダになってしまうんで。良くない時期っていうのが一年間の中ではありますけど。全部生かさないといけない」と決意を示した。

 ここまで10試合に登板し、1ホールド6セーブで防御率1.80。だが、数字だけでは分からない苦悩もある。4月25日の広島戦(甲子園)で1点リードの9回に登板するも、追いつかれての救援失敗。その後は登板機会が激減し、5月は中14日空けて登板した10日のDeNA戦(甲子園)のみ。3点リードの8回を無失点で締めたが、9回のマウンドにはドリスが立った。

 1点リードを8回に逆転された13日のヤクルト戦も、ブルペンで肩をつくることのないままだった。過去、神宮での防御率は2.57。5試合に登板した昨季が5.40と“鬼門”でのパフォーマンスが加味された部分もあっただろう。

 それでもシーズンは長い。現役時代の藤川監督がたびたび口にし、受け継いできた言葉がある。「フィニッシュストロング(力強く終われ)」。指揮官がカブス在籍時にクリス・ボジオ投手コーチから授かった言葉には、岩崎も感銘を受けてきた。

 「(状態は)悪くはないと思いますし、凄く良くもないですけど。まだまだこれから上がっていくと思ってますし、とにかくゼロで帰ってこられる試合を積み重ねて。打たれることもあると思いますけど、その中で最少失点で抑えて、というのを続けていけたら」

 昨年5月には左投手では初の100セーブ&100ホールドを達成。山本和行が持つ球団2位の通算130セーブまであと「4」と迫る。実りの秋はまだまだ先にある。ブルペンを支える活躍が待たれる。(石塚 徹)

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