韓国最強内野手が右手手術から復帰 金河成、攻守で3連勝に貢献 首位独走のチームにさらなる戦力の厚み

[ 2026年5月13日 10:40 ]

ナ・リーグ   ブレーブス5―2カブス ( 2026年5月12日    アトランタ )

カブス戦で戦列に復帰したブレーブスの金河成(ロイター)

 韓国最強の内野手が戦列に復帰した。右手手術の影響で開幕から負傷者リスト(IL)に入っていたブレーブスの金河成(キム・ハソン)内野手(30)が12日(日本時間13日)のカブス戦に「8番・遊撃」でスタメン出場し、戦列に復帰。3打数無安打ながら守備とつなぎの打撃でチームの3連勝に貢献した。

 3回無死一塁からの第1打席では、フルカウントまで粘り、最後は外角スライダーに食らいついて二ゴロ。アウトにはなったが、確実に進塁打を放ち、次打者・ヤストレムスキーの先制打につなげた。

 2―2の同点に追いついた直後の5回無死一塁からの2打席目は三邪飛に倒れたが、6回2死一塁からの第3打席は四球で出塁。安打こそ出なかったが、堅実な守備力で内野陣を引き締めた。

 キムは24年までの4年間、パドレスでプレー。25年からレイズでプレーし、シーズン途中にブレーブスに移籍した。23年にはアジア出身選手として初めて、内野手(ユーティリティー部門)のゴールドグラブ賞を受賞。堅実な守備としぶとい打撃を持ち味としている。

 昨オフには今季の1600万ドル(約24億8000万円)の契約を残していたが、オプトアウト権(契約破棄)を行使。ブレーブスと1年2000万ドル(約31億円)で再契約した。しかし契約直後に母国・韓国滞在中に氷上で滑って転倒し、右手中指の腱を断裂するアクシデントに見舞われ、1月に修復手術。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を欠場し、開幕からILに入っていた。

 地元紙「アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション」のチャド・ビショップ記者は自身のXで試合前のキムのコメントを紹介。「今、チームの勢いを邪魔したくない。だから、できる限りそれを続けられるよう頑張る」と投稿した。

 圧倒的な投打の力でナ・リーグ東地区を独走するチームに、攻守とも頼もしい戦力が帰ってきた。

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