冷静な日本ハム・レイエスに死角なし!「四球でもOK」と2点二塁打&3安打でリーグトップ打率.323

[ 2026年5月9日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―4オリックス ( 2026年5月8日    京セラD )

<オ・日>3回、逆転打を放ちベンチに応えるレイエス(撮影・後藤 正志)
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 二塁へ到達した日本ハム・レイエスは右手を振り下ろして感情を爆発させた。1点を追う3回2死一、三塁。3ボール1ストライクから、プロ初先発だった宮国の甘く入ったフォークを完璧に捉えた。弾丸ライナーとなった打球は左中間フェンスを直撃し、逆転の2点適時二塁打となった。

 「最近はチャンスの場面で打点を欲しがって、ミスすることが多かった。今回はカウントも良かったので、四球でもOKと思って冷静に打席に入りました」

 2試合連続で「4番」に入った。打席では真っ赤な炎のように闘争心をメラメラと燃やすのではなく、青い炎のように静かに燃えた。打者有利のカウントで、あえて「歩いてもいい」と心に余裕を持たせたことが、柔軟なスイングを生んだ。

 昨季の本塁打&打点の2冠王だが、今季は「確実性」という新たな武器を身に付けた。今季はここまで本塁打は3本だけ。4月15日以来、最大の持ち味といえるアーチを描けていないが、それにも焦る様子はない。

 「結果を追い求めすぎると、ちょっとイライラしたり、感情的になってしまうこともある。落ち着いていけば大丈夫」――。しっかりと自身のメンタルをコントロールし、チャンスで勝負強さを発揮している。

 日本野球の配球にも完璧にアジャスト。レイエスは6回にも中前打、8回にも右前打を放ち、これで打率.323まで上昇し、首位打者争いの先頭を走る。一発の魅力に、「冷静な判断」が加わった今のレイエスに、死角が見当たらない。

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