阪神・森下翔太 バックスクリーン3連発の「4・17」にガオガエンばり破壊力V弾 同学年の根尾攻略

[ 2026年4月18日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―1中日 ( 2026年4月17日    甲子園 )

<神・中(4)>7回、森下は左越えに勝ち越しソロを放つ。投手根尾(撮影・北條 貴史)
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 阪神は17日の中日戦(甲子園)に2―1で勝利し、連敗を2で止めた。3番・森下翔太外野手(25)が、1―1の7回に左中間へ今季7号の決勝ソロを放った。1985年にバース、掛布、岡田がバックスクリーン3連発を放った日。41年前に伝説が生まれたのと同じ7回に、同学年のスター的存在だった右腕を打ち砕いた。甲子園での「4・17」で決勝本塁打は、96年新庄剛志以来30年ぶりとなった。

 息詰まる接戦に終止符を打ったのは、やはりこの男だった。1―1で迎えた7回1死無走者。森下は、2番手・根尾の真っすぐに照準を定めていた。

 「手応えはすごく、はい。感触的には良かった。球種だったり軌道というのも頭の中では分かっていた」

 真ん中低め150キロの直球にフルスイングを仕かけた打球は、快音を奏でて左中間スタンドへ吸い込まれた。リーグトップを独走する7号決勝弾。今年から復活したジェット風船が夜空を舞った後、41年前に伝説が生まれたのと同じ「ラッキー7」に放ってみせた。

 今回の中日3連戦は「ポケモンベースボールフェスタ2026」として実施。このイベントに合わせ、なりたいポケモンに「上半身がゴツいから」との理由で「ガオガエン」を選択した背番号1。入団1年目の本塁打後に行っていた、ウエスタンラリアット風の「ガオガエンポーズ」は出さなくても、破壊力満点の打球で虎党のハートを撃ち抜いた。

 00年生まれの森下にとって、同学年の根尾は特別に意識する存在と言えた。東海大相模(神奈川)3年時に出場した18年選抜では4強入りしたが、根尾の大阪桐蔭は優勝と後塵を拝した。アマチュア時代は実績、知名度ともに後れを取った。だが、「根尾世代」の一人として比較された当時と、猛虎の中軸に堂々と座る今とでは、もはや立場が違う。格の違いを見せつけるかのように、入団時に掲げた「1軍に上がった時に戦うことがあれば、そこで打つ」との言葉を、甲子園を舞台に体現してみせた。

 「長打力はオフに自分でもこだわってやってきたところ。すごく順調。体重もかなり増えて動ける状態でシーズンに臨めている。もっとホームランを打ちたいと思います」

 バックスクリーン3連発“記念日”にあたる「4・17」に、甲子園で決勝本塁打を放つのは、96年新庄以来30年ぶり。チーム18試合目の7本塁打は昨季、40本塁打でキングに輝いた佐藤輝の6本をしのぐ“王道”ペースで量産中だ。「はっきりと(目標の数字は)言いませんけど、チームには(去年の)ホームラン王がいる。そこに負けじと食らいついていきたい」。ハイレベルな切磋琢磨(せっさたくま)が、猛虎進撃の原動力となる。(石崎 祥平)

 ○…阪神は85年4月17日の甲子園、巨人戦でバース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」が出て以降、4月17日の甲子園本塁打は94年横浜戦の石嶺、96年ヤクルト戦の新庄、22年巨人戦の糸井に続く4本目。決勝弾は96年新庄以来30年ぶり2本目となった。

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