【亀山つとむ氏 視点】勝ったからこそあえて言いたい 6回、坂本誠志郎の送りバント失敗が残念だった

[ 2026年4月18日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―1中日 ( 2026年4月17日    甲子園 )

<神・中(4)> 6回、送りバントを失敗する坂本 (撮影・亀井 直樹)
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 佐藤輝の左中間への飛球が、左翼手の細川と中堅手の花田の衝突によるラッキーな三塁打となり、大山が同点打。そして森下のさすがの決勝弾。試合内容だけ見ると、相手の守備に助けられた感もある。それでも勝利したからこそ、あえて苦言を呈したいシーンがあった。

 6回に同点としてさらに無死一、二塁から坂本がバントを失敗した。しかも3度ファウルしたうちの、少なくとも2つはボール球だった。1死となり次打者の小幡は初球を浅い中飛。状況が何も変わらないまま2死となり、粘っていた先発の村上は代打を送られた。

 坂本が犠打を決めて勝ち越しの状況をつくった上で代打を送られたり、無得点なら仕方がない。代えられた村上も納得はできると思う。得点したり、7回には森下が一発を打っているので、結果論だが、村上がもう1イニングを投げていれば、勝利投手の権利を得られていたことになる。坂本は誰もが認める主戦捕手で、チームリーダーだからこそ、あえて厳しくなってしまう。

 阪神は打順1番から5番まで固定され、それがストロングポイントの一つだが、リーグ優勝した23年も25年も下位打線から上位につなぐなど、6番以降もしっかりと役割を果たしてきた。まだシーズン序盤のうちに、もう一度きっちりとした野球を徹底させるべき。連敗を止められたのは良かったが、6回1失点の村上が報われなかったことは、残念に思えた。(本紙評論家)

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