大野豊氏 楽天・前田健は“らしくない”制球欠いた5四球

[ 2026年4月1日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天2―4ソフトバンク ( 2026年3月31日    楽天モバイル )

<楽・ソ>力投する前田健(撮影・西海健太郎)
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 【大野豊 視点】久しぶりに国内で前田健のピッチングを見たが苦しい内容だった。広島時代は直球、スライダーとカーブ、チェンジアップの組み立て。メジャーに渡ってモデルチェンジして、直球とスプリットが主体に。この試合でも45%近くがスプリットだった。年齢的なものもあり投球スタイル、球種の扱いが変わるのは当然だが、ストロングポイントでもあった制球力が落ちているように感じた。5回途中で5四球はらしくない。

 ソフトバンク打線相手に1巡目は外のスプリット、スライダーで左打者をかわし、2巡目からは直球を交ぜるようになった。直球の質は悪くなかったと思うが、太田が内角に構えても投げきれない。3回柳田の適時打も甘く入った直球。4回以降はスプリット、スライダーも抜け出して手詰まりになってしまった。ただまだ1試合。日本復帰戦で力みもあったろうし、精神的な余裕もなかったと思う。次回登板で制球、緩急を使う前田健らしい投球を期待している。(スポニチ本紙評論家)

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