Wソックス・村上宗隆 開幕2戦連発「自分のスイング心がけた」球団初の快挙もチームは連敗

[ 2026年3月30日 01:30 ]

インターリーグ   ホワイトソックス1―6ブルワーズ ( 2026年3月28日    ミルウォーキー )

<ブルワーズ・ホワイトソックス>4回、2号ソロを放つ村上(AP)
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 ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が28日(日本時間29日)、敵地ブルワーズ戦で日本選手では06年城島健司(マリナーズ)以来2人目のメジャーデビューから2戦連発を記録した。開幕戦の6番から4番に打順が上がり、4回に中越え2号ソロ。昨季まで3年連続100敗以上を喫して今季も開幕2連敗のチームに希望の光をともした。

 0―4の4回先頭。村上は右腕パトリックの初球直球を振り抜き、飛距離409フィート(約124・7メートル)でバックスクリーン右へ打ち込んだ。「チームに流れを持ってきたいと思った。来た球に対してしっかり自分のスイングすることを心がけた」。デビューから2戦連発は1901年創設でメジャーでも長い歴史を誇るホワイトソックスで球団初の快挙。「知らなかった」と受け流した。日本選手では3人目の開幕2戦連発で、メジャー1年目では06年城島に次ぐ2人目になった。

 2号のホームランボールを捕ったのはミルウォーキー在住のショーン・ボスマンさん(36)だ。「去年ミジオロウスキーから大谷が打ったのも捕ったんだ」。昨年7月8日の初対決で初回先頭弾。最速104・3マイル(約167・9キロ)の新怪物撃ちで話題になった一打を含め大谷の本塁打球を2度もゲットしているコレクターだ。「日本人選手のボールをキャッチできた時は凄く興奮する。彼らの野球に対する献身やリスペクト、プレースタイルが本当に好きなんだ」と日本生まれの新たな大砲の出現を歓迎した。

 開幕6番から1日空けて4番へ昇格。「どの打順になっても変わりなく打線になって仕事ができるように」と応え、ウィル・ベナブル監督から「素晴らしい。ゾーンを支配していて打撃の破壊力もある」と称賛された。

 2試合で3四球を選び「ストライクゾーンが明確になった」と適応。初対戦の投手に対し映像や資料で情報を頭に叩き込み、「これからもっと勝負になってくると思うので、しっかり研究し、自分の打席も振り返りながら、もっともっと打てるように頑張りたい」と前だけを見据えた。

 開幕戦に続いて序盤からリードを奪われ、反撃も2試合で計3得点だけ。うち2点は村上のソロだ。ベナブル監督は「(村上の)前に走者を出したい」と期待を寄せ、村上自身も「どうにか勝てるゲームを皆さんにお見せしたい」と早くも主砲の自覚をにじませた。

 《城島以来20年ぶり》日本選手の開幕2戦連発はヤンキース3年目の松井秀喜が05年4月3、5日のレッドソックス戦、マリナーズ1年目の城島健司が06年4月3、4日のエンゼルス戦で記録して以来、20年ぶり3人目。3戦連発は過去にいない。ホワイトソックスでデビュー戦からの2戦連発は球団初で、加入後2戦連発は51年アル・ザリラ、06年ジム・トーミに次いで3人目。

 【村上に聞く】

 ――開幕から2試合を振り返って。

 「毎日同じ準備をして同じ気持ちで試合に臨めている。まだ160試合あるので、前を向いて一日一日を過ごしていきたい」

 ――2連敗スタートになった。

 「試合は必ずあって僕たちは試合をしなきゃいけない。みんなやるべきことはやっている。あとは勝って、チームがいい流れでいけるように雰囲気づくりもやりたい」

 ――スイングの感覚は?

 「結果が出ていることはいいこと。球の見え方も悪くない。(昨年の)11月からやってきたことが全てではなく、試合の中でいろんなことを感じ、試しながらやっていくことが成長につながると思う」

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