誰が勝ち取る?開幕直前まで続くオリックス救援陣サバイバル

[ 2026年3月23日 08:00 ]

オリックス・椋木
Photo By スポニチ

 オリックス救援陣の開幕1軍争いが、し烈さを増している。22日にオープン戦の全日程が終了したが、未だに誰が切符をつかみ取るか、読めない現状だ。

 岸田監督も「そこは必要だと思いますね」とオープン戦終了後に話した通り、2パターン「勝利の方程式」が組めそうな程に戦力は充実しつつある。昨季の抑えで、WBCでベネズエラ代表の優勝に貢献したマチャドはチーム合流が21日ながらも、「100%開幕に向けて調整してきたつもり」。その一方、抑え候補として首脳陣の期待も高い椋木は、オープン戦4登板いずれも無失点で2セーブ、奪三振率は驚異の20・25を記録するなどアピールを続けた。

 他にも昨季勝ちパターンのペルドモ、ベテランの山田、復活を期す山崎、昨季育成から支配下復帰を果たした横山楓、手術から再起を図る古田島や吉田、投球フォームを変更して生き残りをかける阿部と富山、若手左腕の佐藤一、東松ら候補は多士済々。厚沢投手コーチも「みんな開幕1軍を目指しているんだけども、これを線にしないといけない。最終的には選ばないといけないし、みんなそれぞれ開幕する日は違うってことだけが事実」と、オープン戦期間中にうれしい悲鳴を上げていた。

 昨季途中に中日から加入し、勝ちパターンを務めた岩崎は右膝の違和感で出遅れていたが、3月18日の広島戦でオープン戦初登板。21日阪神戦でも無失点に抑え「1試合1試合投げる度につぶしたい課題はつぶせてきている」とうなずく。マチャドとともに、24、25日に本拠・京セラDで予定されている2軍・阪神戦のいずれかに登板予定。「試合数を投げていけばいくほど、状態は上がってくるタイプなので。そこで投げさせてもらえることで、また一つ不安を取り除けたら」と、開幕直前に首脳陣に万全をアピールすることを誓った。

 今季から兼任コーチとなった平野は、22日の阪神戦で1回を3者凡退に抑えた後、後輩投手たちの存在についてこう口にした。「若い子たちから言ってきたらアドバイスしますけど、(選手としては)ライバルでもあるので。今は一緒に頑張っていこうぜって感じでやっています。(山崎)颯一郎にしても椋木にしても、他にもいい中継ぎがいっぱいいる。誰を出しても勝ちパターンで投げられる投手ばかりなので。僕は自分に任せられた役割を全うするだけ」。開幕直前の2軍戦も活用し、行われる開幕1軍をかけたサバイバルレース。つかみ取るのは、一体誰か――。(記者コラム・阪井 日向)

「オリックス」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月23日のニュース