三菱重工West 坂之下晴人新主将が今季初実戦で2安打「心底、勝ちたいというチームをつくる」

[ 2026年2月28日 18:46 ]

オープン戦   三菱重工West3―4日本生命 ( 2026年2月28日    コザしんきんスタジアム )

2安打を放った三菱重工West・坂之下
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 社会人野球の三菱重工Westが28日、今季初実戦となる日本生命とのオープン戦に臨んだ。試合は3―4のサヨナラ負けに終わったが、今季から主将に就任した坂之下晴人内野手(26)は「6番・三塁」でフル出場して4打数2安打。積極果敢なスイングで打線を鼓舞した。

 「新チーム初めての対外試合で何が何でも勝ちにこだわってやっていこうと試合前のミーティングで伝えていたので、サヨナラ負けという結果は悔しいです。その中でもチームとしても、おのおの選手でも収穫はあったと思います。フィールド内、ベンチ、それぞれの場所でコミュニケーションが取れて、確認の声や準備の声などが非常に多かったのでシーズンを通して継続してやっていきたい」

 敗戦に悔しさをにじませたのも今季にかける強い思いの表れだった。大阪桐蔭、関大を経て今季が入社5年目。主将の肩書きも加わり、攻守両面での活躍が期待される中、しっかりと結果を残した。

 「早い段階でこちらから仕掛けていくつもりでした」

 まずは2回1死の第1打席。初球の内寄りツーシームを左前へ運んだ。2本目は6回11死の第3打席。今度は1ストライクから2球目の外寄りカットボールを、痛烈なライナーで中前へはじき返した。今季初の対外試合でありながら、実戦のブランクを感じさせないマルチ安打。この日が26歳の誕生日で自ら花を添えた。

 今オフは左手の使い方を意識して、スイングを重ねてきた。「右手の方が強いので、左手を使うことを大事にしています」。入社当初はテイクバックの際に右肩の後方に入ってから振りだしていたが、24年のシーズンから徐々に修正。投球の軌道に合わせてバットを入れ、フォロースルーをセンター方向に出すスイングに改めた。昨秋の日本選手権近畿地区最終予選は3試合で打率・467。3連勝での本戦出場に貢献した。

 「チームの目標である日本一になるには今日みたいな接戦を勝ちきらないといけない。そのためにこの春季キャンプから一つ一つを見直し、改善するところは改善し、チーム全員で成長していきます」

 昨年は都市対抗本戦出場を逃すなど、苦しいシーズンだった。巻き返しを期す、2026年。主将として「1人でも多くの選手を巻き込んで、心底、勝ちたいというチームをつくっていきます」と意気込んだ。

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