ソフトバンク アルメンタ「プロスペクトは俺だ!」“モイネロ2世”が紅白戦で最速154キロ!

[ 2026年2月15日 06:00 ]

紅白戦で先発し、2イニングを無失点のアルメンタ  (撮影・成瀬 徹)
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 ソフトバンクは14日、初の紅白戦を開催。紅組先発に起用された来日5年目のアレクサンダー・アルメンタ投手(21)が、最速154キロを計測するなど2回1安打2奪三振と圧巻の投球だ。「モイネロ2世」の呼び声高いメキシコ出身の育成左腕はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の母国代表に選ばれ、支配下登録に最も近い存在。対戦したチームメートからは剛球を、日本ハム・伊藤大海投手(28)に例える声も上がった。

 17歳で来日して5年目、アルメンタがチーム今季初紅白戦で“開幕”投手に指名された期待に応えた。2回無失点2奪三振。強烈なインパクトだった。

 「きょうは全体的にまとまっていて良かった。これからもっと精度を上げていきたい。(松本)晴と、トッププロスペクト(有望株)はどっちか競っていた。プロスペクトは俺だ!」

 直球は最速154キロ。初回無死、左打者の笹川はチェンジアップで空振りの三振。1死からダウンズに左前打されたが、3番の栗原は一ゴロ併殺打。球数が予定を下回ったために2回は特別ルールで打者4人を抑えた。2回無失点4奪三振だった白組先発・松本晴と双璧の内容だった。

 バッテリーを組んだ谷川原は「ものすごかった。ごっつかった」とダイレクトな言葉を口にし「ゴォーと来る球質が(日本ハムの)伊藤大海に似ていると選手間で話題にあがりました」と球威を2年連続最多勝右腕に例えた。ネット裏で見守った小久保監督も「ブルペンの印象通り。バッターが立ってもいい印象」と実に好感触だ。

 高校卒業前に来日。右も左も分からない日本で目指したのは、同じく育成から成り上がった左腕モイネロだった。「練習を一生懸命に頑張れば、一緒に1軍で勝つチャンスがある」と励まされた言葉は胸の中にある。そのモイネロは今季から日本人枠となり、外国人投手の出場機会は増える見通し。ケガ明けのスチュワート、台湾出身の新外国人・徐若熙(シュー・ルオシー)らライバルは強力だが、支配下登録を勝ち取った先には憧れの背番号35とローテーションを守る夢がある。

 同じ中南米からやってきた育成左腕で「モイネロ2世」との呼び声は高いが、さらに球威は伊藤大海レベルと評価は高まる一方だ。今では好物を聞かれれば「豚骨ラーメン」と即答する。開幕前にはWBCのメキシコ代表としての仕事も待つ背番号「135」だが、シーズンでも活躍は待ったなしの状況だ。 (昼間 里紗)

 ▼倉野投手コーチ(紅組先発のアルメンタについて) めちゃめちゃ良かった。1軍のレベルのピッチングができていた。低めにまとまっていていい投球。また登板機会、段階を上げていく。

 ◇アレクサンダー・アルメンタ 2004年6月26日生まれ、メキシコ出身の21歳。7歳で野球を始め、13歳で投手一本に絞る。22年にソフトバンクに入団。23年に2軍デビュー、24年は腰痛で2試合登板にとどまった。趣味はテレビゲーム、音楽鑑賞。ニックネームは「メンティ」。1メートル85、79キロ。左投げ左打ち。背番号135。

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