元タイガース左腕のミッキー・ロリッチさん死去 85歳 68年WSでは一人で3完投勝利を挙げてMVP

[ 2026年2月5日 16:19 ]

85歳で死去したミッキー・ロリッチさん(MLBの公式インスタグラムより)
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 タイガースなどで通算217勝を挙げた左腕ミッキー・ロリッチさんが4日(日本時間5日)に亡くなった。85歳だった。米メディアが報じたが、死因など詳細は明らかになっていない。

 ロリッチさんはオレゴン州ポートランドのリンカーン高からタ軍に入団。63年にメジャーデビューを果たした。71年にはいずれもリーグ最多の25勝、308奪三振をマーク。サイ・ヤング賞の投票で2位に入った。

 そのキャリアのハイライトと言っていいのが、68年にカージナルスと戦ったワールドシリーズだ。

 ロリッチさんは0勝1敗で迎えた第2戦に先発し、9回6安打1失点で完投勝利。1勝3敗と崖っぷちに追い込まれた第5戦には中3日で先発。9回9安打3失点で再び完投勝利を挙げた。

 そして3勝3敗で迎えた第7戦に中2日で先発。9回3安打1失点とシリーズ3度目の完投勝利でチームを世界一に導き、自身はワールドシリーズMVPに輝いた。

 以降、同年のワールドシリーズで一人で3勝を挙げたのは01年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)しかいない。後年、ロリッチさんは米メディアの取材に「いつも誰か他の人の番だった。でも、ついに私の番が来たんだ」と振り返った。

 球宴出場3度。通算2832奪三振は歴代23位で、左腕では5位。現役引退後は、デトロイト郊外でドーナツの製造・販売業を18年間続けた。

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