阪神・石井大智がWBC初選出 20年ドラフト“最下位”から成り上がった! 公式球での投球も開始

[ 2025年12月27日 05:15 ]

25年3月、侍ジャパンの強化試合でオランダ戦に登板した石井大智
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 3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの井端弘和監督(50)が26日、都内で代表選手8人を先行発表した。阪神からは石井大智投手(28)が初選出。高専卒、独立リーグ、ドラフト支配下最下位指名からはい上がってきた右腕が、ドジャース・大谷翔平投手(31)と夢の共演を果たす。

 サクセスストーリーには続きがあった。来春3月のWBCに出場する侍ジャパンのメンバーが先行発表され、阪神からは石井が初選出。吉報が届くと、思わず目を丸くした。

 「すごくビックリしていますし、本当に光栄。僕なんかでいいのかなという気持ちがあります」

 1回無失点だった3月の強化試合・オランダ戦以来の代表入りで、国際大会は初出場。同月のドジャースとのプレシーズンゲームでも1回2奪三振と好投した。そのド軍から大谷も選出。スーパースターとの競演に「まだ想像はできない」と夢見心地だった。

 プロ野球記録更新の50試合連続無失点をマークした今季。自責点のある投手では史上初めて防御率0.1点台(0.17)を達成した。「(今季はシーズンで)1失点ですし、当然入れようと思っていた」と井端監督。1次ラウンドは3連戦で始まるため、指揮官は8、9回を任せる投手は5、6人用意する意向で大勢、松井らを含めた抑え候補の一人だ。

 今季の契約更改では、将来的なメジャー挑戦を球団に直訴。「自分の今後の成長にそういう(WBCの)経験は力になると思います」と夢への第一歩を踏み出す。すでにWBCで使用される大リーグ公式球での投球も開始。「慣れていけるように」と準備を進める。

 憧れの藤川監督も、かつて日の丸を背負った。「お会いするのは年明けになりますかね。しっかり相談させてもらいたい」と言葉に力を込めた。秋田高専、独立リーグと歩みを進め、20年ドラフトでは支配下最後の74番目で指名を受けた右腕。次は世界を驚かせる。(山手 あかり)

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