マーリンズが救援右腕フェアバンクスと1年20.3億円で合意 リーグ屈指の勝ちパターン投手

[ 2025年12月25日 06:01 ]

ピート・フェアバンクス(ロイター)

 マーリンズが救援右腕ピート・フェアバンクス(32)と1年1300万ドル(約20.3億円)の契約で合意したことについて、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が分析している。契約には100万ドルの契約金と、登板数に応じた最大100万ドルの出来高が含まれている。また、トレードされた場合には50万ドルのボーナスも支払われる。

 フェアバンクスは、2025年にレイズで60回1/3を投げ、防御率2.83を記録した。レイズは2026年に向けて年俸1100万ドルの球団オプションを保有していたが、これを行使せず、100万ドルのバイアウトを支払っている。

 右腕のフェアバンクスは2019年にメジャーデビューし、レイズでの7シーズンで通算265回1/3を投げ、防御率3.19を記録している。その間、平均90マイル後半の速球と、使用率44.1%の80マイル台半ばのスライダーを武器に、奪三振率30.0%、与四球率9.3%という成績を残してきた。ゴロ率も45.1%と平均以上で、被本塁打も9イニングあたり0.81本と少なく、概ね長打を防いでいる。

 一方で故障歴は多く、2021~24年の間に7度の負傷者リスト入りを経験した。ただし2025年は健康を維持しキャリア最多となる60回1/3を投げた。健康であれば、リーグ屈指の勝ちパターン投手だ。レイズがオプションを行使しなかった理由は、財政面が大きかったと見られる。

 レイズの年俸総額は例年リーグ下位(2025年は30球団中29位)で、フェアバンクスとは2023年1月に3年総額1200万ドルの延長契約を結んでいた。年俸400万ドルは許容範囲だが、1100万ドルは1人に投じる額としては高すぎたのだろう。

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