広島・小園海斗 追い込まれる前に…1打席あたりの被投球数がリーグ最少の首位打者

[ 2025年12月25日 05:30 ]

1打席あたり平均被投球数リーグ最少選手の首位打者
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 【データで振り返る25年12球団記録レビュー】高卒7年目の小園が終盤の大激戦を制し、初タイトルの首位打者と最高出塁率を手にした。球団でこの2冠は21年鈴木誠也(現カブス)以来。鈴木も高卒7年目の19年に初タイトルで同じ2冠に輝いており、偉大な先輩に続いた。

 小園は首位打者獲得を優先するため9月26日から3試合を欠場。広島の試合がない10月2日は大山(神)に出塁率トップの座を明け渡し、逆転するには3打席で2度の出塁が必要になった。同3日のヤクルト戦で第1打席から2打席連続安打で勝負強さを発揮。出塁率・365は、両リーグで現行方式となった1985年以降では最も低い数字での戴冠だ。打率・309は62年森永勝也(広)のセ首位打者最低打率・307を上回り、今季のセパで3人しかいない3割打者は価値がある。

 飛躍の要因は2ストライク後の打撃だ。規定以上の打者では昨季の・216(24人中11位)から、トップの・279へ改善。一方、1打席あたりの被投球数3・43は昨季に続きリーグ最少で、追い込まれる前に打って出る姿勢は変わらなかった。平均被投球数がリーグ最少の選手で首位打者は、パの牧原大(ソ)も含め両リーグ7、8人目(8、9度目)。極端な投高打低の傾向に適応した成果といえそうだ。 (記録担当・石丸 泰士)

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