達川光男氏 伝説の珍プレー“コンタクトレンズ事件” ベンチ総出も誰かが叫んだ「正田!お前が探せ!」

[ 2025年12月24日 19:51 ]

達川光男氏
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 元広島監督の達川光男氏(70)が23日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。今も伝説の珍プレーとして語り継がれる“コンタクトレンズ事件”について語った。

 達川氏は10月7日の放送回に出演したが、あまりにしゃべり過ぎてプロ入り前についてのトークで時間切れになるという番組初の珍事に。そのため今回は短いスパンでの再登場となった。

 そのなかで、1990年8月28日の中日戦(ナゴヤ球場)で起きた“コンタクトレンズ事件”の話になった。

 当時は山本浩二監督の時代で、達川はスタメンから外されている時期だった。

 だが、試合中のんびりベンチに座っていたところ「タツ!行け!」と突然のご指名。「5回か6回ぐらい。いきなりですよ」。心身とも全く準備ができていない状態で慌ててマスクをかぶることになった。

 「目の運動もしていなかった。目の筋肉が硬くなっとってね。見づらいな思いながら。ショボショボしながら」

 すると、打席の中日投手・郭源治が送りバント。ウオーミングアップもしておらず、体の動きが悪いと自覚していた達川はマウンドの川口和久に処理を任せようと「ピッチャー!」と叫んだ。だが、川口は続いて「キャッチャー!」。

 「野球ってあとからいうたほうが、かぶせたほうが勝ちなんです。野球界の暗黙の(了解)というかルールがある。で、言われたから行って。ひゅっと投げたらコンタクト落ちていくの見えたんです、ひらひらひら~っと。ヤバいなと思いながら。それで“タ~イム!!!”って言って」

 ここからは広島ベンチ総出で当時は高価だった1枚のコンタクトレンズ探し。試合は中断し、そののどかな?光景にスタンドからは笑いが起きた。

 「小早川(毅彦)やら正田(耕三)やら野村謙二郎。みんなが探しに来て。“おい!ちょっと待て!”って誰かがいうて。(踏んだら割れるから)“一人で探そう”いうて。“正田!お前が探せ!目が一番いいけん”って。(でも正田は)“先輩ありませんわ!”って。(中日監督の)星野仙一さんが“おい!こら!お前コンタクトなんかしてないだろうが!”って凄いケラケラ笑っていうわけですよ」

 結局、コンタクトレンズは「なかったんですよ、残念ながら」と見付からずに試合再開。「だけど、フジテレビの『珍プレー好プレー大賞』いただきましたよ」と今も語り継がれる伝説の珍プレーになったのだった。

 これに番組MCを務める徳光和夫(84)が「僕の後輩ですけども、よく飲むとみのがね。“たっちゃんと宇野ちゃん。2人のおかげで自分は鎌倉に家建てた”って…」と今年3月に80歳で亡くなったみのもんたさんが生前感謝していたと明かすと、達川氏も「みのさんが“達川くん。宇野くんと君のおかげで俺は世に出れたよ”って」と同調。徳光は「あの『珍プレー好プレー』がなかったら、のちのみのもんたはなかったわけですよ」と故人を偲んだ。

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