阪神にトレード移籍の伏見が日本ハムのファン感謝祭に特別参加 達に「沢村賞、獲ってください」

[ 2025年11月23日 06:00 ]

トークショーを終え感極まる伏見(撮影・高橋 茂夫)
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 最後の置き土産だった。阪神へトレード移籍が決まった伏見寅威捕手(35)が22日、エスコンフィールド北海道で行われた日本ハムのファン感謝祭に特別参加。今季バッテリーで7勝を挙げた達孝太投手(21)とのトークショーの最後には、愛する後輩に最後のエールを送った。

 「達も凄い成長していたので、もう心配していないです。沢村賞、獲ってください」

 伏見にとって、可愛い後輩だった。昨夏に2軍で初めてバッテリーを組み、達のプロ初勝利をアシスト。NPB記録となるプロ初勝利から7連勝は全て伏見とのバッテリーだった。「最初、周囲から“先輩後輩関係なく思ったことなんでも言うから気をつけろ”と言われた」と笑って振り返るが、今は一緒にご飯に行く仲となった。

 来季から“たつとら”は解消となる。達に独り立ちしてほしい思いを込め、大きな目標を与えた。伏見は「身近な存在で沢村賞が出た。どんなことをして、どんな成績を残せば沢村賞を獲れると身近に肌で感じているはずだから。そこを狙ってほしいし、狙える素質はある。高い壁かもしれないけど、何とか乗り越えてほしい」と、期待を込めた。

 トークショーの最後にファンへのメッセージを求められると、話す前からすでにファンが涙を流していた。伏見は「俺は涙出ていない。セーフ!」と言ったが、最後は目を赤くしてこう感謝を述べた。「本当に良い思い出です…。ありがとうございます」。最後までチームに多くの財産を残してくれたはずだ。(清藤 駿太)

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