【神宮大会】神戸国際大付が2発快勝!今大会チーム5発で初の決勝 川中V弾「パワーなら誰にも負けない」

[ 2025年11月18日 05:30 ]

明治神宮野球大会第3日・高校の部準決勝   神戸国際大付6―2英明 ( 2025年11月17日    神宮 )

<神戸国際大付・英明>3回、先制2ランを放つ神戸国際大付・川中(撮影・木村 揚輔)
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 高校の部は準決勝2試合が行われ、神戸国際大付(兵庫)が英明(香川)を6―2で下して初めて決勝に進出した。「4番・一塁」の川中鉄平(2年)が3回2死一塁で先制の中越え2ラン。チームは1試合2発の強打で快勝した。初優勝を懸け、あす19日の決勝で九州国際大付(福岡)と対戦する。大学の部は準々決勝1試合が行われ、4強が出そろった。

 柵越えを確認した神戸国際大付の川中はゆっくりと本塁に還ってきた。歓声を浴びたかったわけではない。手負いの状態で全力で走れなかったのだ。「治療の恩は結果で返す」。3回2死一塁、フルカウントからの外角直球をバックスクリーンに直撃させた。特大の決勝2ランに、左足を引きずるようにダイヤモンドを一周した。

 14日に左太ももを負傷。15日の初戦は強行出場したものの、走れなかったため初回の1打席で交代した。この日も全力疾走できる状態になくても、青木尚龍監督に「走れます」と伝えた。「もうやるしかない」。患部をテーピングで固定し、守備位置は初戦の右翼から一塁に変更。回復具合は「80%」ながら、神宮球場のバックスクリーンにぶつけた。

 ベンチ入りは今秋が初めてながら、「パワーなら誰にも負けない」と高校通算16発の飛距離に自信がある。準決勝前日は球場で試合観戦し、九州国際大付(福岡)の牟礼(むれ)翔(2年)が放ったバックスクリーン弾を目撃した。来秋ドラフト候補に挙がる同学年の一発。「負けられへん」と宿舎で治療ではなく素振りを続けた。

 同校は2試合で計5本塁打を放ち、大会最多記録の6発に迫る。「決勝も神戸国際大付らしく戦う」。打球が飛ばない「低反発バット時代」。一発攻勢で初優勝に王手をかけた。 (河合 洋介)

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