広島・新井監督 兄弟タッグで逆襲誓う!来季コーチ陣を発表、福地コーチ&弟・良太コーチが1軍へ配置転換

[ 2025年11月5日 05:05 ]

<広島日南秋季キャンプ>堂林翔太(手前)を指導する新井監督と新井2軍打撃コーチ(中央)(撮影・奥 調)

 広島は4日、来季のコーチングスタッフを発表した。今季までヤクルトで1軍投手コーチを務めた石井弘寿氏(48)が新たに1軍投手コーチに就任。また、課題の打撃部門は今季まで2軍ヘッド兼打撃・走塁コーチだった福地寿樹氏(49)、同打撃コーチだった新井良太氏(42)が1軍へと配置転換となり、新たなポストでの貢献に向け、決意を新たにした。

 来季、4年目を迎える新井カープの組閣が固まった。リーグ5位からの巻き返しへ向けてテコ入れを敢行。今季までの3年間は2軍で打撃部門を担った福地、新井良の両コーチがそろって1軍に昇格。攻撃力アップに向け、新井監督も手腕に期待を寄せた。

 「(福地、新井良コーチは)若い選手を3年間見ているので、選手の性格だったり、特性だったり、いろいろ分かっていることもたくさんあると思う。来年から1軍ということで、心機一転頑張ってもらいたい」

 今季、チームはリーグ3位の打率・246だった。中村奨が台頭し、ファビアン、モンテロら助っ人の活躍は光明となった。その一方、同ワーストの71本塁打、441得点も同5位と低迷。また、1点差で決着した46試合のうち、勝利したのは半分以下の20試合。チームの打撃成績を見れば課題は明確だった。逆襲へ向けては得点力アップに加えて接戦を勝ち切る力が必要。新たなポストに就いた福地打撃チーフコーチは、1点を積み重ねていく“コツコツ野球”の体現を期した。

 「勝つために何をするかと言われたら点を取る。どういう手を使っても、どんなことをしても、点を取るというところをテーマにしてやっていきたい」

 今季、3割打者は両リーグでわずか3人。昨今、プロ野球は投高打低にある。だからこそ、打率、本塁打数にフォーカスせず、得点につなげる方法を探っていく構えだ。10月のフェニックス・リーグでもチーム全体として「三振を減らすこと」をテーマとした。追い込まれてからは、各打者に逆方向への打撃意識を持たせるなど、既に打席の過程から見直しを図っている。

 指揮官の兄と初めてタッグを組む新井良打撃コーチは勝つためのサポートを誓った。

 「選手をサポートするのは変わらないけど、アプローチの仕方は変わっていく。チームが勝つためにどういう野球をしていくのかを明確に伝えていく」

 2軍では、打撃不振で降格してきた選手たちに寄り添った。また、上昇への手助けなど育成を優先。しかし来季からは勝利最優先のコーチングにシフトチェンジする。18年以来、8年ぶりのリーグ制覇へ――。新風を吹き込み、逆襲へ再発進する。(長谷川 凡記)

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