阪神ドラ1立石の衝撃弾を映像配信で届けた「もう1つのチーム」 筑波大野球部・佐藤タイラーの誇り

[ 2025年11月3日 15:01 ]

映像配信の指揮を執る佐藤(左)(撮影・柳内 遼平)
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 上位2校が明治神宮大会(14日開幕)の出場権を得る「関東地区大学野球選手権」は横浜スタジアムで熱戦が繰り広げられている。阪神にドラフト1位指名された創価大・立石正広内野手(4年)ら逸材のプレーをスポーツナビなどの映像配信で全国に届ける野球部員たちがいる。筑波大映像配信チームを統括する佐藤タイラー(4年)に話を聞いた。(聞き手 アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

 ――2日開幕の当大会は阪神から1位指名を受けた創価大・立石選手が初戦で本塁打を放つなど盛り上がりを見せている。スポーツナビの配信などで、いつでも、どこでも試合を視聴できるのはありがたいこと。

 「今大会は注目度の高さを感じています。普段の首都大学リーグ戦でも映像配信を担当しておりますが、視聴者数は桁が違います。多くの人にクオリティの高い映像を届けたいですね」


 ――実際、映像配信をするためには何人くらい必要なのか。

 「今大会は筑波大野球部が映像配信を担当しています。テロップ担当、映像の切り替え担当、そしてカメラなどの役割があり、1試合に12人くらいが関わっています。配信チーム責任者を務める私はネット裏の本部でトラブル対応をしています。打球や走者の動きなど複数の視点の映像を組み合わせることが配信の難しいところ。環境を与えてもらっているので、質の高い映像を届けたいという思いで取り組んでいます」

 ――創価大の初戦では立石選手が逆方向のライトスタンドへ一発。打球の行方も見事に撮れていましたね。

 「凄く速い打球だったんですけど、一塁側のカメラもしっかり打球を追うことができ、映像も適切に切り替えることができました。後からYouTubeで“この配信はよかったな”と思えると、やはりうれしいです」

 ――外野手として筑波大野球部に入部した佐藤さんは2年秋からトレーナーに転向。1年時から映像配信に関わり、3年時には責任者を任された。今大会が最後の配信になるが、意気込みは。

 「選手を続けたい気持ちもありましたが、トレーナーの方がよりチームに貢献できる可能性が高いという結論に至りました。映像配信ではいろいろな人と関わり仕事を進めていく難しさ、視聴者に対する責任感の大きさなどを感じることができました。プロに進むことになる選手が多くいる今大会で決勝まで見やすい映像を届けていきたいと思います」

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