上智大から初のNPB選手誕生へ 西武が育成6位・正木悠馬に指名あいさつ 英語ペラペラの帰国生

[ 2025年10月30日 13:40 ]

<西武指名あいさつ>秋元副本部長(左)から指名あいさつ受けた上智大・正木(撮影・島崎忠彦)
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 西武から育成ドラフト6位で指名された上智大・正木悠馬投手(22)が30日、同校で指名あいさつを受けた。1913年の名門大開校から史上初めてNPB選手になることについて「初という立場。実際に(球団の方と)会って“始まるんだな”という気持ちと“これから頑張らないといけない“、“気を引き締めないといけない”と改めて思いました」と決意を口にした。

 海外の大学や大学院で学術的な英語を理解できるレベルといわれるTOEFL100点を超える帰国生。横浜市に生まれ、水産関係の父の仕事のため、1歳から小学1年まで米国のアラスカ州で育った。小2から中学1年まで東京生活を経て、中学2年から高校卒業まで再び米国のワシントン州に。22年の人生で日本に11年、米国に11年で「半分がアメリカ。英語には普通にずっと使ってきた」と語学堪能だ。上智大には帰国生入試で入学し、「経済学部で、スポーツビジネスに興味があって経営学科を選んだ」と説明した。

 大学入学前は野球を続けるか決めていなかったが、東都大学野球の3部リーグで頭角を現した。投手コーチも不在のため独学で練習。1年時は140キロだった最速が、4年春に153キロまで伸びた。めったに3部の試合に足を運ぶことのないNPBスカウトの目にとまり、竹下潤アマチュア担当を「速いボールを投げられるというのはピッチャーとして魅力。独学でやっているから。どういう風にしてやってきたのかを聞きたい」と驚かせ、今後に期待を抱かせた。

 複数のスポーツを行うことの多い米国では、バスケ、陸上、クロスカントリーと他種目を経験した。レドモンド高時代に好きだったのは、昨年ドジャースでワールドシリーズの胴上げ投手となったビューラーだった。もしドラフト指名がなかったら「ドラフトが終わってからしっかり考えようと思っていた」というほど野球に懸けてきた。「これから勝負になると思う。成長していけたら」と力を込めた。

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