大院大のエドポロ・ケイン外野手が日本ハム2位 早くも新庄監督、万波、水谷に弟子入り志願

[ 2025年10月23日 20:45 ]

日本ハムから2位指名され兄で格闘家のエドポロキング(右)から祝福される大院大のエドポロ・ケイン(撮影・岩崎 哲也)
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 大阪学院大のスラッガー、エドポロ・ケイン外野手(22)が日本ハムから2位指名を受けた。想像した以上の上位評価に笑顔で会見に臨んだが、すぐに涙が込み上げてきた。「高校の時に指名漏れして悔しい思いをしたことから始まって…。4年間いっぱい頑張って良かった」と目頭を押さえながら話した。普段は「泣かない」と話すエドポロは「人前で泣いたのは初めてかもしれない」と照れながら話した。

 日本ハムは意中の球団だ。「若い選手が多くて強いチーム。同じハーフの万波選手や水谷選手は凄いと思っていて、バッティングが良くて肩も強い。そこを聞きたい」と早くも弟子入り志願。新庄監督には「選んでくれてありがとうっていいたいです。外野守備のこと教えてもらいたい」と新天地に夢を馳せていた。憧れの選手は日本ハムの主砲・レイエス。対戦したい投手にはソフトバンク・モイネロを挙げた。日本ハムの一員となってクライマックスシリーズの借りを返す存在になるための心の準備はできている。

 兄は格闘家のエドポロキング(24)。新進気鋭のヘビー級戦士だ。「兄も野球をしていてプロを目指していたがなれなかった。自分が行けて嬉しい。“やったぞー!!”って報告したいです。兄弟げんかは必ず負けるのでしたことがない。格闘技では一番になれないので、自分は野球で頑張ります。憧れの選手は“エドポロキング”です」と家族愛を語る。父はナイジェリア人で母は韓国人。兄にも負けないパワーはデッドリフトで制限いっぱいの220キロを上げるが「もっと行けると思う」と淡々と話す。

 大院大の中村良二監督(57)は「何しろケインには飛距離に驚かされた。果てしなく飛んでいく。例えるなら近鉄にいたブライアントかな」とプロ時代に在籍していた近鉄の主砲に例えて天性の長距離打者であることに太鼓判を押した。「ケインは暇があればバットを振っている。大学の練習の後、高校の野球部がグラウンドを使っているんですが“エドポロ君は8時、9時までバットを振っているね”ってよく言われました。ケインは大学ではベストナインになったこともないし、タイトルに縁がなかった。でも、プロでは獲れるんじゃないかと思っているんです」とプロで活躍する要素が備わっていると見ている。

 プロ入り後の具体的な目標を聞かれると「特にないんですが…歴史に名を残せる選手になりたい」と大きな夢を話した。天性の明るいキャラは若手が活躍する日本ハムにはうってつけ。関西六大学で成長したロマン砲が北の大地ではばたいていく。

 ◇エドポロ・クリストファ・ケイン・セカンド 2003(平15)年7月2日、大阪市生野区出身の22歳。父はナイジェリア人、母は韓国人。北巽小2年からナガセボーイズで野球を始め、巽中では南大阪ベースボールクラブに所属。日本航空高(山梨)では2年秋からレギュラーで3年夏に甲子園出場。大院大では関西六大学リーグ戦で通算11本塁打を放つ。兄はRIZINなど総合格闘技で活躍するエドポロキング。1メートル91、101キロ。右投げ右打ち。 

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