佐々木朗希の守護神誕生秘話 編成本部長の「やりたくなければ無理する必要はない」の言葉に

[ 2025年10月18日 14:48 ]

試合を締め、捕手のスミスと抱き合うドジャースの佐々木朗希(AP)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦に5―1の9回からリリーフ登板。今ポストシーズン(PS)7試合目で、初めての2日連続登板を果たし、試合を締めくくった。

 佐々木の名がコールされると球場には大歓声が渦巻いた。先頭打者には中前打を許したが、大声援を背に落ち着いた投球を展開。バウアーズを97.5マイル(約156.9キロ)直球で右飛に打ち取ると、フリリックをスプリットで二ゴロ、最後はダービンを97.7マイル(約157.2キロ)直球で右飛に仕留めて、試合を終わらせた。試合終了を見届けると、佐々木は小さく手をたたき、笑顔でうなずく。球場に歓喜が沸き起こる中、捕手のスミスとハグして喜びを分かち合った。

 試合後、アンドルー・フリードマン編成本部長は、佐々木朗希を救援投手として起用した経緯を明かした。「彼はしばらく離脱していたけど、復帰する頃には先発陣がすごく安定していた。だから彼と話して、“やったことのない役割だし、やりたくなければ無理する必要はない。でも、もしやる気があるなら、今はチームの優勝に貢献するチャンスがある”と伝えた。翌日、彼から電話があって“やります”と言ってきた。OKC(3Aオクラホマシティ)に行って2試合リリーフ登板してからメジャーに上げた。何を意味するかは約束しなかったけど、彼の対応には本当に感服している」と語り「彼は本当にとんでもない才能の持ち主だ。ここまでやっても驚きはない」と続けた。

 フリードマン編成本部長は地区シリーズ第1戦となった今月4日(日本時間5日)のフィリーズ戦前に会見。佐々木朗希投手の救援起用について「フォームが少し崩れていた時期があって、ハムストリングや腹斜筋を痛めた投手によくあることなんだけど、リハビリの過程で無意識にそこをかばってしまう。そうするとフォームが崩れて、それが体に染みついてしまうんだ。そこに、日本から来たばかりの選手という要素も加わって、信頼関係を築くのにも時間がかかった。さらに肩の張りもあって、いろんなことが重なったけど、最終的にはすごくいい形でここまで来られた。時間はかかったけどね。いちばん大事だったのは、まず“感覚を取り戻すこと”だった」と説明。「そこからフォームの再構築に取り組んだ。少し時間はかかったが、しっくり来た瞬間があって、そこから“これは本当にブルペンで大きな戦力になれる”と感じた」と話していた。

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