ベッツ 33歳で初めて遊撃手のゴールドグラブ賞候補に「MLB史上前例なき守備転向」米専門誌も称賛

[ 2025年10月18日 09:25 ]

ドジャース・ベッツ(AP)
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 米野球専門誌「ベースボール・アメリカ誌」は17日(日本時間18日)、ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が33歳にして遊撃手として初めてゴールドグラブ賞候補に挙がっていることを高く評価している。

 遊撃はチームで最も運動能力と守備力に優れた選手が守るポジションであり、多くの選手はキャリアを重ねるにつれて遊撃から他のポジションへ降格していく。30代になってから逆に昇格して遊撃を守る選手など、これまで誰一人いなかった。

 メジャーリーグの歴史を振り返っても、デビューから5年以上遊撃を守った経験のない選手が、その後チームの正遊撃手(シーズン82試合以上出場)となった例はわずか2度しかない。

 その一例が1950年代のヤンキースで、フィル・リズートの後継を見つけられなかった際、二塁・三塁手だったギル・マクドゥガルドが1956~57年にかけてチームの正遊撃手を務めた。もっとも、マクドゥガルドがこの転向を果たしたのは28歳のときだった。

 一方、30歳を過ぎて初めて遊撃として出場した選手は、黒人初の大リーガーとなったジャッキー・ロビンソンがデビューした1947年の人種統合以降でもわずか7人。そして、その中で200試合以上遊撃を守ったのはベッツただ一人である。さらに、ゴールドグラブ賞の候補となったのも彼だけだ。

 2025年シーズンに32歳以上で遊撃を守った選手は、メジャー全体でもわずか8人しかいない。その中でベッツは、前例のない挑戦を成功させ、MLB史に新たな1ページを刻んでいる。

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