チェンジアップを見極めたマリナーズ 今季スクバルに3戦全勝 運命の第5戦はフォーシーム勝負へ

[ 2025年10月11日 08:17 ]

タイガース・スクバル(AP)
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 マリナーズは今季、タイガースのタリク・スクバルが先発した3試合すべてで勝利している。データ専門サイト「ファングラフス」がその内容を分析している。

 スクバルは、4月2日(シアトル)の対戦で5回2/3を3失点、7月11日(デトロイト)は5回4失点、そして地区シリーズ第2戦は7回2失点ながらホルヘ・ポランコの2本塁打に泣いた。

 スクバルの最大の武器はフォーシームとチェンジアップであり、マリナーズ打者はフォーシームにほとんど対応できず、wOBA.227、(wOBAとはどのように出塁したかに重みをつけて評価したもので.320で平均的)ハードヒット率10%と苦戦した。

 しかし、チェンジアップとスライダーには対応しており、特にチェンジアップではゾーン外のボール球をほとんど追わず、スクバルの今季平均50%に対しわずか34%のChase率(ボールゾーンの球を振る確率)に抑えた。ゾーンに入った球は積極的にスイングし、甘い球を逃さなかったことで得点につなげた。

 さらに、スクバルが慎重になったところで我慢強く四球を選んだ。こうした傾向を踏まえ、スクバルは第5戦でチェンジアップの割合を減らし、フォーシーム主体の強気な投球で対抗する可能性が高い。

 一方マリナーズは高めの速球対策を進めると見られる。両者の調整力と対応力が第5戦の勝敗を左右する。

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