阪神・及川雅貴 プロ野球新18戦連続ホールド!偉業達成も「実感ない」22戦連続ホールドポイントも継続

[ 2025年9月29日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2-4中日 ( 2025年9月28日    甲子園 )

<神・中25>阪神2番手の及川(撮影・北條 貴史)
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 阪神・及川雅貴投手(24)が28日の中日戦(甲子園)で1点優勢の7回に登板し、1回無失点でプロ野球新記録となる18試合連続ホールドをマークした。すでに球団記録を更新し、この日でプロ野球2位の22試合連続に伸ばしたホールドポイントも今季52とし、初の最優秀中継ぎ投手タイトル獲得へ可能性を残した。チームは9回に逆転を許して中日戦の今季負け越しが確定。完全優勝は逃した。

 シーズン最終盤に入っても、無双ぶりに陰りは見えない。及川が2―1の7回に登板し、3者連続奪三振で無失点。05年藤川球児(阪神)、15年バリオス(ソフトバンク)を抜く18試合連続ホールドをマークし、プロ野球新記録を打ち立てた。

 「(新記録は)全然実感はないですけど、今日もゼロで帰ってこられたので良かった」

 ホールド数の金字塔は、それだけ勝利のかかった場面で仕事を果たしてきた証。勝利の方程式を担うまでになった高卒6年目左腕に、この1年で芽生えたのは強い自覚だ。

 「勝ち試合で投げる投手は点を取られると、それで試合が終わってしまうこともある。一番プレッシャーのかかる、勝敗がかかっているところで、なるべくいい状態で上がりたい。ちゃんとやらないといけない、悔いのない投球をしたいと心がけるようになった」

 登板数はリーグ最多66を数え、疲労の波も何度か到来。それでも「何もしなかった日は1回もなかった」。休日も基本的に甲子園で体を動かすが、「本当に疲れてヤバい時は、甲子園に来ちゃうと気持ちがオンになっちゃうので、そういう時は家で休む。長風呂して汗かいてストレッチして」とメリハリもつけて乗り切った。

 「週明けに投げるなら、月曜日に一日中ゴロゴロして火曜日万全に投げられるか、となると投げられない。それで打たれたら相当な後悔が残る」

 この日、登板直後の7回攻撃前にはコロナ禍で20年以降に禁止されていたジェット風船が公式戦では19年以来の復活。19年ドラフト入団で、その光景を知らなかった左腕は「割れる音が気になった。膨らみすぎは注意してください」と笑った。

 22試合連続マークしたホールドポイントは52。この日、最優秀中継ぎ投手タイトルを確定させた巨人・大勢との同時受賞への可能性も残した。「意識はしていると思います」。残り1試合も勝利の使者としての仕事に徹する。(遠藤 礼)

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