“ミスターセプテンバー”ソフトバンク・栗原 3戦連続V撃「なんとかしたいという気持」で5回2点二塁打

[ 2025年9月28日 05:15 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4-1西武 ( 2025年9月27日    ベルーナD )

<西・ソ>5回、2点適時二塁打を放つ栗原(撮影・岡田 丈靖)
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 思いを乗せた打球が中堅手の頭上を越えていった。昨年、9・10月度の月間MVPに輝いた「ミスター・セプテンバー」のソフトバンク・栗原が、実に3戦連続となる決勝打を放った。

 「監督にも“そんなこと(なかなか)ないで”と言われました。なんとかしたいという気持ちが一番でした」。1―1の5回1死一、二塁のチャンスで西武・高橋のフォークを捉え2点二塁打。送球間に進塁した三塁ベース上でガッツポーズを決めた。

 8月の2軍戦で右脇腹痛から実戦復帰。だが、1軍昇格には時間を要した。故障も重なり思うような成績を残せていなかったシーズン。焦りもあったが、小久保監督からは「9月に大暴れして月間MVPを獲り“最後おいしいところを持っていったな”ということをイメージしてほしい」との言葉を送られた。

 8月29日のロッテ戦から1軍に戻ると覚悟を決める。「調子とか技術うんぬんじゃなくて気持ちで(月間MVPを)獲りにいきたい」。言葉通りに9月は打率・388、2本塁打、16打点。ドジャース・大谷とナ・リーグ本塁打王争いを繰り広げるフィリーズの大砲の打撃をヒントにした「シュワバー打法」もハマった。

 指揮官とは今季飛躍の誓いを交わしていた。新年のあいさつとともに打率3割への意気込みをメッセージで送ると「気持ちのムラをなくせば必ず打てる。(本塁打)30本も追加してもらわないといけない」と返信が来た。9月に大爆発する約束は果たせたが、シーズンを通してでいえば悔しさも残った。

 「最後にグラウンドに立てていたのはうれしいですが、迷惑をかけた方が大きかった。そこはまた頑張らないといけない」。ポストシーズンでさらなる大爆発をして、チームを日本一へと導く。(木下 大一)

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